6月もそろそろ終わり。一年の半分が過ぎようとしております。ギャラリー碧では、雨でも変わりなくお客様をお待ちしております。
先日、菊地匠さんの新作が届きました。紙に岩絵の具を使用しているところは、前の作品と同じですが、今回はその顔料をすぐに取り去るという作業が加わっています。
うっすらと残る顔料、しっとりとした表面が不思議な魅力を湛えています。ぜひあしをお運びください。(画像では、いまいち魅力を伝えきれません。ぜひご自身の眼でご覧になってください。)
現在は、注目の現代作家作品を展示しております。
東側の部屋では、先月アーツ前橋にて展示をしていた菊池敏正の作品を中心にご覧になれます。
現在彼の作品は、イギリスのヴィクトリア・アルバート美術館でも、展示されております。
西側の部屋では、「古民家に棲む」で展示されていた牧田草平作品、2点が展示中です。
会場でご覧になれなかった方、ぜひギャラリーで2点のみですがございますので、足をお運びください。
今回は、地元の作家作品2点をご紹介いたします。
友成 潔
Tomonari Kiyoshi
タイトル 吊体・陶
サイズ 約 34cm× 30cm × 6cm
様式 陶
価格 SOLD OUT
友成潔らしい、陶土を吊った形のまま焼成した作品です。重力でできた形をそのまま活かし、迫力ある立体になっています。
友成潔の略歴はこちら
下川勝
Shimokawa Masaru
タイトル ミカモ草
サイズ 直径 約8cm
素材 ミクストメディア(自ら川などで採集した、ペットボトルキャップを利用)
年代 2017年
価格 10点 セットで45万円
下川勝は1950年大分県生まれ
現在は群馬県館林市にて制作活動中
白尾勇次、前田常作に師事
初期の緻密な絵画作品は、井上ひさし等の本の装丁に使われる
現在は、渡良瀬川流域で拾った空き缶、ペットボトルなどを利用し
社会的メッセージ性のある作品を作り続けている。
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