
この度ギャラリー碧では10月31日(木)より小林久子、ピーター・ミラーの二人展を開催いたします。
小林久子は7年ぶり、ミラーは初となる展覧会です。
ささやかながらレセプションも開催いたしますので是非お運びください。
会期 10月31日(木) – 11月12日(火)
時間 10:00 – 18:00
レセプション 11月2日(土) 16:00 – 18:00
We are pleased to inform you that Hisako Kobayashi and Peter Miller group show will be held at Gallery HEKI from 31th October to 12th November.
小林久子
東京生まれ、1981年にニューヨークへ移住。プラット・インスティチュートで美術修士号取得。現在ニューヨーク州マンハッタン在住。
小林久子は過去30年間で4つの大陸で作品を発表してきました。小林の抽象画作品は母国日本に強い親近感を持ちながらも、渡米後受けた厳しい教育や人生が組み合わされています。
主な展示会
• ジョージェスバージェスギャラリー(ニューヨーク、アメリカ)
• ギャラリーオルセー (ボストン、アメリカ)
• クリストファークラークファインアート(サンフランシスコ、カリフォルニア州)
•上海博物館(上海、中国)
•国立東洋美術館(モスクワ、ロシア)
•ミュンヘン博物館(ミュンヘン、ドイツ)
•在ワシントン日本国大使館(ワシントン、アメリカ)
•カサブランカ国立劇場(モロッコ)
•ニューヨーク市立博物館(ニューヨーク、アメリカ)
•世田谷美術館(東京)
小林作品をみた観客は直接的には語られることのない隠されたエネルギーの感覚を体験します。彼女の作品はいたるところに広大に広がった色調は包容力を持ち、思考の場として機能します。これは私たちにアート以上のものをもたらすアートです。
ジョナサン・グッドマン、美術評論家
ピーター・ダニエル・ミラー
アメリカ合衆国、ペンシルベニア州生まれ、現在鎌倉市在住。コロンビア大学にて学士、バークレー大学にて博士号取得。その後ホンダ、紫外線光源メーカーへ入社を経て来日へ至る。
エッチング/アクアチントの化学と光学、紫外線に敏感な素材に触れた経験はミラーの作品において技術的基盤を形成しました。エッチングされた銅版から作られたミラーの作品はその瞬間のイメージの中にいるような立体的な印象の質感、色調、深みを体現している。作品は寺院、ネットワーク、海景、小道、ふるさと、霧とシリーズ化されており、鑑賞者の原始的な記憶に直接語りかけるようなイメージを探求しています。
主な展覧会
2024.4 グループ展(ウズベキスタン現代美術館)
2023.6 「Renewal」ギャラリーごとう(東京)
2018.9 「My Empty-minded Way」エラルタ美術館(サンクトペテルブルク、ロシア)
2018.3 「Five Elements」アメリカンクラブ(東京)
2017.5 「Inner Light」レーリッヒ美術館(サンクトペテルブルク、ロシア)
2017.3 グループ展「Reflections of Nature」横浜美術館 (神奈川県)
2015.9 「Are We There Yet?」,エカテリンブルグ美術館(ロシア)
2015.6 「Reach for the sky」天理文化研究所(ニューヨーク)
主な作品の所蔵先
神奈川県立近代美術館、横浜美術館、米国国立アジア美術館、米国国立美術館、ヒューストン美術館、フランス国立図書館、プーシキン美術館、ロシア国立東洋美術館、 V&A博物館など。