接近 友成潔 作品

現在開催中の友成潔 展もいよいよ残り少なくなってまいりました。今度の日曜(11/11)が最終日となっております。
長年やってきた陶芸の仕事も、そして新作もご覧になれる貴重な機会です。

改めて、じっくりと接近してみると陶芸作品では、コンセプトである重力の造形が存在感を放っています。
こういった作品を、30年近くも前から発表していますが、今見ても十分に斬新です。
自宅など個人的な空間に置いて楽しんでも良いですし、
また、人の集まるホテルや公共施設の広い空間に、ポンと置いても映えます。

接近して、部分やマチエールが分かるよう撮ってみました。

新作の平面作品も、ただの平面ではありません。絵画的では全くなく、厚みのある作品です。油彩やアクリルなどの一般的な顔料で「描く」のではなく、作品を磨いたり、削り出したりして出来上がった、一種の立体作品のようです。端に磨いた風合いがあり、こだわりを感じます。

こういった作品は、飾る側の度量を試されているような気がするものです。友成潔略歴

作品紹介6-4

今回は、地元の作家作品2点をご紹介いたします。

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友成 潔

Tomonari  Kiyoshi

タイトル   吊体・陶

サイズ    約 34cm× 30cm × 6cm

様式     陶

価格                  SOLD OUT

友成潔らしい、陶土を吊った形のまま焼成した作品です。重力でできた形をそのまま活かし、迫力ある立体になっています。
友成潔の略歴はこちら

 


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下川勝

Shimokawa Masaru

タイトル   ミカモ草

サイズ    直径 約8cm

素材     ミクストメディア(自ら川などで採集した、ペットボトルキャップを利用)

年代     2017年

価格                   10点 セットで45万円

下川勝は1950年大分県生まれ
現在は群馬県館林市にて制作活動中
白尾勇次、前田常作に師事
初期の緻密な絵画作品は、井上ひさし等の本の装丁に使われる
現在は、渡良瀬川流域で拾った空き缶、ペットボトルなどを利用し
社会的メッセージ性のある作品を作り続けている。


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