栃木県の緊急事態宣言解除をうけまして、6月よりギャラリー碧では通常通りの営業を開始いたします。
ゴールデンウィーク中に予定しておりました企画を6月11日より開催することといたしました。
展覧会名:空間立体作家との出会い
会期:2020年6月11日〈木〉~23日〈火〉 休み:6月17日
出展予定作家:柳原義達、堀内正和、清水九兵衛、森尭茂、飯田善国、水井康雄、井上武吉、澄川喜一、伊藤公象、若林奮、小清水漸、他
― 空間立体作家との出会い —
従来の彫刻・彫塑という概念ではくくれない造形が生まれ、「立体造形」という言葉が使われ始めた時代。
今でこそ、ロダンを筆頭にした従来の彫刻の概念とは異なる、空間を意識した作品は、珍しく感じませんが当時は新しい試みでした。
作品は室内に限らず、街中や公共施設に設置され、素材や表現も徐々に多様になっていきます。従来の見る者との関係による「鑑賞」ではなく、私たちがその作品をどう「読むのか」ということが問われる時代になりました。
作品が発表され月日が経った今、もう一度その「出会い」を見直します。作家が何を思い制作したのか、私たちは今それをどう読むのか。当ギャラリーにて、既知の作家との再会、そして初めて知る作家との出会いを楽しんでいただけたらと思います。